切れ味最高位である「最上大業物」の一人、新刀上々作ソボロ助廣(摂州住藤原助広)。研ぎ上がりの極上刀です。
懐宝剣尺にまとめられた業物一覧において、最上大業物は13工のみで同列には「初代兼元」や「初、二代虎徹」「肥前忠吉」といった超有名な名工が名を連ねています。
助広の刀には「そほろ」と添え銘の刻まれた物がある事からソボロ助広と呼ばれますが「ソボロ」が何を意味するのかはっきりとしていません。地名説や、いつもボロを着ていた為、切れ味の凄まじさを表現したもの等諸説あり。残された作品も数少なく、また脇差が多くを占めるため、本作のような状態の極めて良い刀は非常に貴重だと思われます。
津田越前守助広を育てた名刀匠としても有名です。福永酔剣著の日本刀鑑定必携では標準作評価額500万円と記載あります。是非とも家宝の一振りとして愛でて下さい。
研ぎ上がりは錆が出やすい為、手入れのできる方にお譲りしたいと考えております。
種別 刀
刃長 61.9cm
反り 1.3cm
元幅 3.06cm
元重 0.77cm
先幅 2.14cm
先重 0.53cm
銘文 無銘
鑑定書付き
*寸評:慶安 摂津 「摂州住藤原助廣」ソボロ 弥兵衛 生国播磨 初代国助門。大阪新刀を代表する刀匠。本作 杢目によく鍛えた地鉄に丁子乱刃を美事に焼いている。
姿(寸法)地鉄、出来(刃丈)等から「ソボロ」助廣を極める。生ぶ無銘なれど貴重な一振。
慶安は1648~1651年を指しますので約365年前の刀となります。
状態につきましては、刃切れ刃こぼれ無し 差し表ハバキ元に鍛えありますが気になる物ではないと思います。
アップ画像はフラッシュを焚いて撮影していますので小傷のような物が反射していますが、実物は本当に綺麗な御刀です。
白鞘、ハバキの状態も良好です。
写真をよくご確認ください。
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