
22万で商談が成立しましたが、購入金が出来ないとの事で御辞退になりましたので、再出品と致します。
室町時代 応永~文明18年頃 約550年前 美濃州(現在の岐阜県)の刀匠 関の兼吉(かねよし)の優秀な力作の脇指の一振りです。
手入れと研磨は永年 充分に致しており、お写真の通りです。このまま、5,6年はお手を掛ける必要は無いと存じます。古刀ですので、刀身には微小な摺れ傷や、鍛え傷は御座いますが、時代を考えれば 優秀なお品と想います。刃および刃縁の傷はございません。
白鞘も当時物と想われ、時代の古さを感じさせる飴色に濃く変色致しており、古き良き時代に想いを誘われます。ハバキも銅地に金被せの二重ハバキで、手の混んだ造りになっております。
時代(文明期)も御刀の評価額も刀剣書物と鑑定書の通り、文明期ごろの作刀に間違いが無いと想われ、正真なお品と想います。刀剣書物の評価金額(400万円)は、最高のお品の金額で表示されておりますが、このお刀も鑑定書の通りの兼吉(カネヨシ)ですので、かなりな、評価額のお品と想われます。
この度、そろそろ身辺整理の年齢になりましたので、整理処分の為、出品致しました。粗悪な物を幾つも持つより、価値のある美術的な刀剣をお持ちになられるのが宜しいかと存じます。
お写真を良くご覧になって、納得の上にて、御応札下さい。落札後の苦情、返品、キャンセル等の御座いませんよう、不明な事は事前にお尋ね下さい。素人にて詳しくは分かりませんが、分かる範囲にて、誠意を持ってお答え致します。
◆ 種 別 脇 指
◆ 刃 長 45,1㎝
◆ 切り銘 美濃州関 兼吉(かねよし)
◆ 刀身 重量 310g
◆ 元 幅 24,1㎜ 先 幅 17,1㎜
◆ 元 重 5,1㎜ 先 重 3,7㎜
◆ 反 り 1、2㎝
◆ 目抜き穴 2個
◆ 地 鉄 板目肌
◆ 波 紋 互の目 乱刃
◆ 登録年月日 昭和32年9月20日
◆ 登録場所 岐阜県教育委員会
◆ 登録番号 岐阜 第147xxxx号
◆ 鑑定処 日本刀剣保存会
◆ 切 銘 美濃関 兼吉(正真)
このお品を落札されましたら、名義変更をお願い致します。変更書類の用紙は同梱致しておりますので、必ず御自分の名義へ変更をお願い致します。白鞘袋をお付け致します。
評価の無い御応札者様は、事前に購入の意思を質問欄より明記されて御入札下さい。画面1枚目には、魚吉となっておりますが、中心の切り銘は魚と読めます。
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